山﨑 優輝

【初心者必見】スミスマシンの正しい使い方

こんにちは!
スミスマシンをこよなく愛するパーソナルトレーナーの山崎です☺

今回のテーマは【スミスマシン】についてです!
近年フットネスブームもあり、お目にかかる機会が増えたのではないでしょうか?

でも具体的に何故使うのか、フリーウエイト(バーベル種目)との違いは何か?など分からないことが多いですよね、、、
なので今回はスミスマシンのメリット・デメリットと簡単な使い方のご紹介をさせていただきますね☆

1. スミスマシンって何?

スミスマシンは、ジムでよく見かけるトレーニングマシンの一つです。バーベル(鉄の棒)が固定されたレールに沿って上下に動くようになっており、フリーウェイト(自由に動かせる重り)を使うよりも安全にトレーニングできます。

 

2. スミスマシンのメリット

2-1. 安全にトレーニングできる

スミスマシンは、バーベルが左右にブレないように固定されているので、バランスを崩してケガをするリスクが減ります。特に一人でトレーニングをする時に安心です

2-2. 正しいフォームが保ちやすい

レールに沿って動くため、体の正しい動きを維持しやすくなります。これにより、効率的に筋肉を鍛えることができます。

2-3. 色々な運動ができる

スミスマシンは、スクワット、ベンチプレス、ショルダープレスなど、たくさんの運動に使えます。これ一台で、全身の筋肉を鍛えることができます。

 

3.スミスマシンのデメリット

3-1.自然な動きが制限される

スミスマシンはバーベルが固定されたレールに沿って動くため、フリーウェイトのように自由な動きを取ることができません。これにより、関節や筋肉が自然に動く範囲が制限され、不自然な動きが強制されることがあります。これが長期間続くと、関節や筋肉に負担がかかる可能性があります。

3-2. 安定筋が鍛えにくい

フリーウェイトトレーニングでは、バランスを取るために安定筋(スタビライザー)が多く使われます。しかし、スミスマシンではバーベルが固定されているため、安定筋の関与が少なくなります。そのため、フリーウェイトトレーニングに比べて、安定筋を鍛える効果が低くなることがあります。

3-3. 怪我のリスク

スミスマシンは安全性が高いとされていますが、誤ったフォームや過剰な重量でトレーニングを行うと、関節や筋肉に過度な負担がかかることがあります。特に、関節の不自然な動きによる怪我のリスクがあるため、正しいフォームを意識して行うことが重要です。

3-4. 特定のエクササイズに向かない

スミスマシンは多くのエクササイズに対応できますが、特定の動きやエクササイズには適さない場合があります。例えば、デッドリフトやオリンピックリフトなどの複雑な動きには、スミスマシンは向いていません。

3-5. スペースの制限

スミスマシンは比較的大きなマシンであり、ジムや自宅のトレーニングスペースに置くと、他のトレーニング機器やフリーウェイトのスペースが制限されることがあります。スペースが限られている場合、スミスマシンの導入を慎重に検討する必要があります。

3. スミスマシンを使った簡単エクササイズ

3-1. スミスマシンスクワット

  • やり方:
    1. バーベルを肩の高さに合わせてセットします。
    2. 足を肩幅に開いてバーベルを肩に乗せます。
    3. 背筋を伸ばして、膝を曲げてしゃがみます。
    4. ゆっくりと立ち上がります。
  • ポイント: 膝がつま先を越えないように注意し、背筋を伸ばしたまま行いましょう。

3-2. スミスマシンベンチプレス

  • やり方:
    1. ベンチをスミスマシンの下に置きます。
    2. バーベルを胸の高さにセットします。
    3. バーベルを握って胸まで下ろし、再び押し上げます。
  • ポイント: 胸を張り、肩甲骨を寄せるようにして行うと効果的です。

3-3. スミスマシンショルダープレス

 

  • やり方:
    1. バーベルを肩の高さにセットします。
    2. 肩幅より少し広めにバーベルを握ります。
    3. バーベルを頭の上まで押し上げて、ゆっくり戻します。
  • ポイント: 肘を下げすぎないようにし、肩の筋肉を意識して行いましょう。

4. 初心者向けのスミスマシンの選び方

4-1. 耐荷重がしっかりしている

トレーニングを続けるうちに重いウェイトを使うようになるため、耐荷重が高いスミスマシンを選びましょう。

4-2. レールの高さが調整できる

レールの高さを調整できるスミスマシンは、さまざまなエクササイズに対応できます。

4-3. 追加機能がある

ケーブルシステムやプルアップバーなどの追加機能があると、トレーニングのバリエーションが増えます。

まとめ

スミスマシンは安全性が高く、初心者から上級者まで多くのトレーニングニーズに応える優れたマシンですが、デメリットも存在します。自然な動きの制限、安定筋の鍛えにくさ、怪我のリスク、特定のエクササイズに向かない点、スペースの制限などを考慮し、自分のトレーニング目的に合った方法を選びましょう。フリーウェイトとスミスマシンを組み合わせることで、よりバランスの取れたトレーニングが可能になります。

 

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